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鹿島鉄道 Kashima Railway ●石岡−鉾田 / 5.7km 昭和4年5月16日 全通 |
JR常磐線の石岡から鉾田までの27.2kmを結ぶ路線。 鹿島神宮への参拝客輸送を目的に、大正13年に鹿島参宮鉄道として石岡〜常陸小川間が開業し、以後、大正15年には浜まで、昭和3年には玉造までと順調に路線を延長し、昭和4年に鉾田まで開通した。しかし、これ以上の路線の延長はなく、鹿島神宮への連絡は船で行うということになったが、これも振るわなかった。 昭和19年には、竜崎鉄道(現:関東鉄道竜ヶ崎線)を買収するなど順調に成長し、昭和34年には京成電鉄グループ傘下に入った。 昭和40年には、同じ京成グループの常総筑波鉄道と合併し関東鉄道鉾田線となったが、厳しい経営事情の折、昭和54年に、鉾田線は鹿島鉄道として分離独立し現在に至っている。 平成13年に、鹿島鉄道の収入を支えていた百里基地へのジェット燃料輸送が休止(のち平成14年に廃止)となり、存続問題が浮上したが、県と沿線市町村による対策協議会での検討や、沿線の高校生・中学生による運動などにより、公的資金投入が決定し、当面の存続が決定した。 |